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まだ解明されていない脳のリンパ腫
ご存知の通り、脳にはリンパ系組織はないのですからね。これはとても不思議ですよね。リンパ系組織の存在しない脳に、どうして悪性リンパ腫が出来てしまうのか、残念ながらそれは、まだ解明されていないそうです。
脳が悪性リンパ腫になってしまった場合、いろいろな症状が出ます。
例えば、発症した部分によっては、失語する場合もありますし、麻痺が出る場合もあります。
また、腫瘍が成長して頭蓋骨内を圧迫し続けると、嘔吐の症状が出たり、頭痛がしたり、常に吐き気がしたりします。
悪い場合には、精神に支障をきたす場合もあるそうです。
脳のリンパ腫は、脳腫瘍としての巣症状での発症が多いです。
これは、脳の中に塊ができてしまい、圧迫された部分の働きが妨害されてしまいますから、それで、麻痺が出たり、感覚障害が出たり、その部分によっての症状が出るのです。
特に大脳の前頭葉に病変が多く見られるため、初期症状としては性格変化も見られます。
悪性リンパ腫が脳に発症した場合、麻痺が発生しますが、痙攣は、脳腫瘍と比較しも少ないと言われています。
また、発熱も少ないようです。
これはどうしてかと言いますと、脳の深い部分で、リンパ腫が出来ると言うことからです。
もちろん、症状においては、ガン進み具合によりますし、リンパ腫の病型によっても多少変わってきます。
多く見られるのは、びまん性大細胞B細胞リンパ腫と呼ばれる病気であり、これは週単位で進行する病気です。
様々な悪性リンパ腫